豊橋の税理士 提中(だいなか)です。
本日11月24日(金)、長男が通う小学校は休校日になっています。
愛知県が11月27日を「あいち県民の日」としたことを契機に、今年から「県民の日学校ホリデー」が創設されました。21日から27日のいずれか1日を休校日とする制度です。
豊橋市は24日をその日に指定したため、本日豊橋市内の公立学校は休校になっているというわけです。
大手を振って学校を休める子供たちにとっては嬉しいことかと思います。
私が子供だったらとても嬉しい制度です。
しかし、大半の働く親からすると有難迷惑な制度であるのではないか、というのが正直な感想です。
背景には両親の有給休暇の取得促進の目的もあるそうです。
しかし、すべての企業が有給休暇の取得を簡単に認めてくれるわけではありません。
学校ホリデーに有給休暇を取得することを推奨することにより、企業が何等かのメリットを享受することができない限り、その目的は果たされないのが実情ではないでしょうか。
賃上げの推進と言い、今回のホリデーといい、行政の政策実現が民間企業任せになっている構図が浮き彫りになっていると最近強く感じています。
政治家は当てにせずに、自分の生活、自分の人生、自分の家族は自分自身で守る。
そんな心構えで日々過ごすことが大切だという想いが強くなっています。